リビングの一角にお母様の部屋をお作りしました。

壁と扉を新たに作り、仕上げ材や照明・カーテンも一新しました。
壁を作ったことで圧迫感が出そうですが、ダイニングとリビングの間にあった袖壁をあらわしにし、空間に広がりを持たせたことで狭さは感じません。
柱と筋交いはアンティークの家具に似合う色を選んで塗装し、空間のアクセントになりました。

壁は珪藻土を塗り、空気感が落ち着いて感じられます。
照明器具はダイニングにはライティングレールを取り付け、可愛らしいガラスシェードのペンダント照明をつけました。スポットライトなどを後から足すことも出来ます。
気に入ったアンティークのペンダントライトもこれから自由に付けることも出来ます。

カーテンは重厚なウッドーレールで統一されていましたが、小窓をツインシェードに変え、上げ下げ操作にしました。大きな窓はアイアンレールに変えて、生地も明るい色に変えました。
ドレープは手触りの気持ちいいブラニ、レースはシンプルだけど糸の折り目の見えるテゼ。
質感のよい生地は、こころに与える影響も大きく、安らかな気持ちになります。

思い入れのあるアンティークの家具たちも新しくなったリビングにとても馴染んでいます。
これからも好きなものに囲まれた素敵な生活を送ってもらえるといいなと思います。