Works・新築

三永の家

通り土間のある平屋


自然に囲まれたのどかな風景に佇む平屋の住まい。
LDKとつながる通り土間は、靴のまま腰かけて会話をしたり、薪ストーブの炎を眺めながら暖を取るなど、家で過ごす時間を豊かなものにしてくれる場所になっています。
キッチンや本棚・ベンチは、ライフスタイルや空間に合わせて製作したオリジナル。
内装材には中霧島壁や板張り天井といった自然素材をふんだんに使い、澄んだ空気の中で過ごせる心地よい空間になっています。
ほっと安らげる、山荘のようなお家です。

完成写真





















計画~工事中~お引渡し


黒い山荘をイメージした模型。

古家の解体が終わり、緩やかな勾配敷地の
GL設定や配置の確認をしました。

プランも決まり地鎮祭をおこないました。

大工さんだったお施主様のお手持ちの桧柱を
今回の建築に使用することになりました。
一度製材するため、材木屋さんへ運び出しました。

8月、現場は基礎工事に入りました。

基礎が完成しこれから土台が敷かれ、上棟の準備です。

運び出した桧柱も製材が終わり、現場に運ばれるのを待つばかり。

いよいよ上棟です。
リビングの化粧柱を最初に起こしました。

大工さんが一斉に柱を起こしていきます。
真ん中が通り土間。

柱や梁が組まれると、屋根を作り断熱材を施工していきます。

上棟が終わり、現場には大きなトラックで
アイランドプロファイルの木製サッシが搬入されてきました。
アルミ製に比べ、重たいので男性4人で運んでいきます。

中間検査では金物やサッシの断熱性能の確認をしていきました。

室内ではフローリングが張られてきました。
墨付けをしながらへリンボーンの床材を
一枚一枚大工さんが張っています。

外周面には断熱材が充填されました。
これからプラスターボードを張っていきます。

リビングの板張り天井。
一枚ずつ梁間に合わせながら張っていきます。

外部では外壁の杉板も張られてきました。

夏にスタートした工事も完成です。
2月とは思えないほどのきれいな青空!

内部では中霧島壁を左官さんがコテで塗っています。
天井の梁も着色され、工事も終盤です。

2月中旬。雪が降りました。
室内では設備機器が接続され、お引渡しまでもうすぐです。

春の暖かい日差しが土間へ入ってきました。
これから薪ストーブのある暮らしを楽しみ、
寒い冬が待ち遠しくなるといいですね。